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和希happy birthday!

みなさんこんばんは
おまたせしました!!(誰も待ってないですよね。)
6月9日は和希の誕生日と言う事で成和SSを書いてあっぷ寸前で消去Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!

6月中は和希月間だから大丈夫だよというお優しいお言葉や励ましを受けながらなかなか書き終わらなくて…

そして今日6月30日なんとか書き終わりました(おそっ!!)

よろしければお読みください。(なんとか間に合ったε=( ̄。 ̄;)フゥ)
Happy Birtday~素敵なプレゼント~

誕生日子供の頃から、いい思い出はない。
誕生パーティーは毎年あったけれど、知らない大人たちが大勢やってきて、
「和希様お誕生日おめでとうございます。」
通り一遍の挨拶して、父や母のご機嫌取りをしに来ていた。
贈り物も高級食材や高級な洋菓子、大きな花束や、海外の珍しい物で子供の俺には良くわからない物が多かった。

(誰のための誕生日なんだろう?)
子供心いつも思っていた。次から次へとお祝いの言葉を述べていくけれど、俺の心には響いてこなかった。
いつしか誕生日は退屈で苦痛な物だと思うようになっていた。
本当の誕生日の日は両親とも忙しくて祝ってもらったことはない。
一人寂しく食事する事が多かった。一流のシェフの料理に、一流のパティシエのケーキ美味しいはずなの…。
小さい頃は、寂しいと言葉にす事もあったが、いつしかあきらめていた。
誕生日はただ単に、この世に生れてきたそれだけの日。お祝いする必要なんてない。




何やら最近不穏な空気を感じる。学校に行ってもなんだかみんなに避けられているような気がする…
気のせいか?
そう言えば何かにつけて顔を出しに来ていた成瀬さんが来ない。どうしたんだ?
邪魔だ、うざい、ほっといてくれと言っても、めげることなく、
「お昼一緒に食べよう。」とか「美味しいスイーツのお店見つけたから食べに行こう」とか「時間が出来たから顔見に来た。」
とか行って毎日来ていたのにどうしたんだ?
風邪でもひいたのか?いやいや成瀬さんは風邪なんかひくはずない。殺したって死ぬようなたまじゃない!!

「和希どうしたんだ?さっきから一人でぶつぶつ言ってるけど。」
啓太が心配そうな顔して話しかけてきた。
「いや、最近成瀬さん来ないから風邪でもひいたのかなと思って。」
「成瀬さんの事気になるんだ。心配なんだね。」
「ち、違う!!心配なんかしてない!!」
「ふ~ん。じゃあ、そう云うことにしとこうか。ねぇ、和希。」
啓太が悪戯ぽい顔して笑う。
「ところで、最近なんだかみんな俺の事避けているよな気がするんだけど、学校休んでる間に何かあったのか?」
「えっ!な、なにも、なにもないよ。俺用事があるからもう行くな。」
「まてっ!なんか怪しいぞ。用事ってなんだよ。俺に何か隠してるだろう。」
啓太の腕を捕まえて、聞き出そうとしたその時後ろから声がした。
「おやおや、僕の大切な伊藤君に何をしてるんですか。たとえ遠藤君でも許しませんよ。」
「七条さん、別に俺何もされてませんよ。和希俺七条さんの手伝いがあるからいくな。それじゃ。」
「遠藤君、伊藤君お借りしますよ。」
そう言うと二人は行ってしまった。
なんだか怪しいぞ。啓太は何か隠しているな。いったい何を隠してるんだ。
悶々としていると、俊介が前を横切った。
「俊介、ちょっと聞きたい事があるんだけど。」
「なんや?俺はなんも知らんへんでぇ~。い、いそがしいからいくで。」
俊介も慌てて去って行った。
廻りにいた者たちも、俺の視線を感じたのか、そそくさと立ち去って行く。

いったいどうなってるんだ?
もしかしたら俺が理事長と言う事がばれてしまったのか?いやそんなはずはない。いったいどうなってるんだ。
考えていても仕方ない、こうなったらアイツを捕まえるしかないな。何か知っているに違いない。
そう思って2年生の教室へと向かった。

2年生の教室を除いてもいない。どこに行ったのだろうか?キョロキョロ教室をのぞきこんでいたら
「君誰を探しているんだい?」
と声をかけられた。
「えっと、成瀬さんを探しているんですがここにはいないようですね。他を探してみます。」
「成瀬なら食堂に行くっていってたぞ。」
「ありがとうございます。食堂行ってみます。」

こんな時間に食堂?一体何してるんだ。足早食堂に向かう。
食堂方から賑やかな声と共にいいに匂いがただよってきた。
そして食堂入口には今夜は貸し切りという張り紙がしてあった。

貸し切り?そんな話は聞いてないぞ。いったい誰が?理事長の俺断りなくどういうことだ?
考えても答えは見つからない。確かめるしかないな。
意を決して食堂に足を踏み入れると、俊介が立っていた。
「え、遠藤!どうしたんや?なんか用か。」
「成瀬さんを探しているんです。ここにいるんでしょう。」
「まてや、入ったらアカン!!まだあかんねん。」
「なんでだめなんだ。何かよからぬ事考えているんじゃ。ちょっと通して。」
「アカンいうたらあかんねん。俺が由紀彦に怒られるんや。もう少しの辛抱やから。まってなぁ~。なぁ、遠藤頼むわ。」
「やっぱり、ここに成瀬さんがいるだな。」
「お~い由紀彦~。遠藤が来てもうた。もう無理や。助けてなぁ~。」
俊介が情けない声で成瀬さんに助けを呼んでいる。

食堂の奥からにこやかに成瀬さんが出てきた。
「遠藤うれしいな。僕の事探してくれてたんだね」
「別に探してなんかいない。それよりここで何してるんだ?」
「今、遠藤を呼びに行こうと思ってたんだ。」
「最近顔見ないと思っていたら、コソコソ何を企んでるんだ!」
「ひどいな。何も企んでなんかいないよ。僕がそんな事するようにみえる?」
「見えますよ。おれ忙しいんで用がないならもう行きますよ。」
「待って!!今日はもう予定ないはずだよ。だから今日の残りの時間を僕にちょうだい。」
「な、何言ってるんだ。俺は忙しいんだよ。」
「ちゃんと石塚さんには了解とってあるから大丈夫だよ。」
「え、えっ?石塚!石塚もグルなのか。」
「まぁ、そんな堅い事言わないでみんな待っているよ。」
「みんなが?」
「そう、和希お誕生会やった事ないといいからみんなでプレゼントということになったんだ。」
「みんな??」
いったいどうなってるんだ。みんな俺の誕生会?石塚も知っていたのか。
俺の頭の中で色んな事がグルグル回っているが答えが見つからない。
「さぁ、そんなところにいつまでいないで、中に入って。」
成瀬さんが俺の手をとって中へと引っ張っていく。
食堂の中には、たくさんの人がいた。
啓太と俊介が二人声をあわせて
「和希お誕生日おめでとう!!」
それを合図にみんなが一斉にクラッカー鳴らした。そして
「おめでとう。」
と口々に叫んだ。

食堂のテーブルには所せましと数々の料理が並んべられいた。
ハンバーグ、お寿司、サンドウィッチ、唐揚げ、フライドポテト、サラダ、たこ焼き等々、そして大きなケーキ。
ケーキの上には、ろうそくが立てられて柔らかな炎が揺らめいていた。
この光景。子供の頃に夢見ていた光景だ。

「明日お誕生日でしょう。友達とお誕生会したことないって言ってたから、啓太達と相談してお誕生会することにしたんだよ。
驚いた?とにかくケーキのロウソクの火を吹き消して。」
成瀬さんがそう言うとみんなが「Happy Birthday」の歌を歌いだした。
今まで聞いたどの音楽より心に響きわたり嬉しさで目頭が熱くなるのを感じた。
友達に誕生日を祝ってもらうことなんて無いと思っていた。しかもこんなに多くの人たちが自分のためにこんなに良くして
くれるなんて思ってもなかった。
歌が終わると俺は思い切りケーキに立つロウソクの火を吹き消した。おめでとうの歓声とともにプレゼント攻撃。
俺がくまちゃん好きと知ってかくまちゃんグッズのプレゼントが多かった。どれもこれも可愛くて俺の欲しい物ばかりで
心がこもっていた。

「和希ごめんな。サプライズだったから言えなくて。みんなが避けているような気がすると言われた時はドキッとしたよ。
みんな和希にばれない様にしないといけないと思ってたから、和希を避けたような感じになっちゃたんだ。はい、これは俺と
七条さんからのプレゼントだよ。」
啓太は申し訳なさそうに言うとかわいいくまのストラップを差し出した。ちゃいろのくまと金色のくまだった。
「啓太。ありがとう。凄くかわいいな。金色のくまなんだか成瀬さんに似ているな。」
「だろう、俺もそう思ったんだ。でこっちの茶色のくま和希に似ているだろう。」
「そうか?」
「ほんとだ、遠藤にそっくりだ。かわいいな。それ僕にくれない?」
「成瀬さん何言ってるんですか。これは啓太と七条さんが俺にくれたんですからあげられません。」
「わかったよ。それじゃ料理を食べよう。ハンバーグとケーキは僕が作ったんだよ。」
成瀬さんが作ったハンバーグはくまちゃんの形をしていて食べるのがもったいないくらいだ。
「遠藤、俺の焼いたたこ焼きもたべてぇな。うまいんやでぇ。」
誕生会は大いに盛り上がった。ステージでは歌を歌ったり、漫才したり、マジックをする者たちが次から次へと上がって自慢の
特技を披露してくれた。
笑って、美味しい物を食べて、プレゼントをもらって、今までに経験したことない素敵なお誕生会だ。あれだけあった食べ物
もほとんどなくなりパーティも終わりに近づいていた。楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
「さぁ、そろそろお開きにしようか。それじゃみんなも片づけ手伝ってね。」
と成瀬さんがみんなに声をかけた。
みんなにお礼を言わなくちゃ。
「あの、みんな今日は俺のためにこんなに素敵なお誕生会を開いてくれてありがとう。こんなに楽しいお誕生会は初めてで…。
俺、俺…あれっ…。」
目から涙が溢れ出してきて声が詰まってしまって何も言えなくなってしまった。人前で話すことは慣れているはずなのに。
鈴菱の跡取りが聞いて呆れる。こんな事今までなかったのに。自分でも信じられない。
そんな様子を見て成瀬さんが慌てて俺の傍に駆けよって来て俺を抱きかかえた。
「遠藤は気分が悪くなったみたいだから部屋まで連れていくよ。啓太、あとは頼んだよ。」
「了解、和希の事頼みましたよ。」
成瀬さんは軽くウィンクすると、足早に部屋へと向かっている。
「成瀬さんおろして下さい。俺大丈夫ですから。」
「下ろさないよ。君の泣き顔を他の奴に見せられないからね。暴れるとその口を塞いじゃうよ。」
「な、な、なんて事言うんですか。」
顔が赤くなるのが分かる。
「僕としてはもっと暴れてもらっていいんだけどね。」
とにっこりとほほ笑む。その笑顔にドキドキして胸が張り裂けそうだ。
「さぁ着いたよ。」
扉を開けるとベットにそっと俺を降ろした。そして耳元に囁く。
「和希、お誕生日おめでとう。ここからはふたりだけの誕生会だよ。」
甘く囁く成瀬さんの声は媚薬のようだ。俺の心を揺さぶる。まだ意識のあるうちに
「成瀬さん今日はありがとう。いままで誕生会にいい思い出がなくて、必要ないと思ってたけど。みんなにお祝いされるって
こんなに嬉しいことなんだな。今までもらった贈り物の中で一番素敵なプレゼントだった。本当にありがとう。」
「遠藤がそんなに喜んでくれるなんて。良かったよ。でもあんなの序の口だよ。これからが本番だよ。忘れられない素敵な夜
になるよ。」
「忘れられない夜。」
「そうだよ。僕に任せておいて。」
成瀬さんの声を聞くだけで身体が熱くなるのがわかる。快楽の波が俺を包み込もうとしている。忘れられない素敵な夜が
今始まろうとしている。








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プロフィール

ゆり

Author:ゆり
アニメ、漫画、声優好きの主婦が、乙女ゲーム「BL]にハマり主腐
に変身!
只今「学園ヘヴン」の和希受けにはまり成和に夢中
食べる事お菓子作りが大好きです。

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